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島の風景

台風5号

今年に入って初めての台風が宮古島に近づいています。
進路方向によってはシマを直撃する恐れもあるので、本当はパソコンなぞと戯れているどころではなく、 家周りの台風対策に取りかからなければならないのですが・・・
7月はイベントが多く、今日明日もオリオンビアフェストや「みなとフェスタin平良港」「宮古島夏まつり」が予定されていましたが、 次々と中止または延期の発表が出ています。準備に時間を掛けてきた関係者のみなさんはさぞ大変だろうと思います。
しかし、みんな台風対策で忙しいだろうと思っていたら、どうも車の往来が少なく、人通りも見かけません。 それもそのはず、今、甲子園を賭けての「宮古高校vs沖縄商学」の野球の試合がテレビで放送されているからです。 後2回勝ち抜けば甲子園に行けるのですが、相手は強豪の何度も甲子園に行っている沖縄商学、相手高校の名前を聞いただけで諦めたくもなりますが、 それでも宮古島の夢を賭けての応援に皆一生懸命です♪
今は風が強いのですが空は晴れていて太陽が照っていて日差しは強いです。 これから徐々にお天気は崩れていくのでしょうが、台風が近づくにつれて海に出かける人が増えるのも珍しい現象です。 大半は海を見に行く人が多いです。台風の影響でダイナミックな動きを見せる波に魅せられているようです。 もう一つの目的は釣りです。嵐の前に魚が入れ食いをするそうで(嵐になったらエサが食べられなくなるので、その前に腹ごしらえを済ませておくらしい) 釣れる魚のサイズも大きいと聞いたことがあります。小柄な私では海岸の強風に簡単に吹き飛ばされそうなので一度もやったことはありませんが・・
ともあれ、台風時に危険な行為は避けましょうね(;´_`;)
宮古島の住民の方は今後の台風情報にお気をつけて下さい。
気象情報は宮古島気象台の情報が詳しくて早いので、当サイトのトップページにもリンクさせているので、どうぞご利用下さい。
(05/07/16)

おとーり

宮古島のオトーリは良くも悪くも有名です
最近では「おとーり―宮古の飲酒法」の本も出版され、その本の出版祝賀会では 「オトーリの日を設けて、地域振興を!」との提案がだされたそうです。
また、宮古生年会議所はオトーリにひっかけて「美ぎ島オトーリ2005」なる美化活動をスタート、 その内容は宮古6市町村を巡ってゴミ拾いを行うというもので、
「宮古島の、宮古島による、宮古島のための活動を宮古全体で回していこう」とのコンセプトには私も感激しました。 私の住む地域の番がまわってきたらかならず参加しようと決めていましたが、残念ながら急な用事が入ってしまい参加できませんでした。
オトーリ文化をうまく利用した逆転の発想に、宮古島民の意識も進歩したもんだ、と関心していたのもつかの間、 今朝の新聞を見てひっくり返ってしまいました。
新聞には「オトーリの回し方が悪い」、と島の男が観光客の顔をカラの一升瓶で殴ったという内容! いやはや宮古島で酒を飲むのは命がけのようです。はい(゜_゜;)
(05/07/08)

選挙

6月19日に行われた多良間村長選挙、有権者数1001人で投票率が99.00%は、やはり驚きです。 今現在、5市町村合併後に向けての新しい市長や議員への選挙の取り組みが始まっていて、 新聞の内容は選挙がらみの報道が増えてきています。
よく都市部での低投票率が話題になりますが、地域が小さくなるほど利害関係は身近な問題として切実なものがあります。 多良間島の投票率の高さもその表れでしょう。
昔の人の話を聞くと投票用紙が道ばたに大量に捨てられてあったり、
24時間、住民が投票箱の番をしたり、有権者数より投票用紙の方が多かったり、
住民でありながら投票券が届かなかったり、
もうすでに亡くなっている人が投票を済ませていたり、
そんな珍騒動の歴史でもあります。
これから選挙に向けてシマ中が熱くなりますが、事情を知らないIターンの人々にとっては 過熱する選挙戦に翻弄されて息苦しい思いをするかも知れません。
ともあれ、明日の宮古島を願って良い選挙であることを願っています。
(05/06/21)

宮古島の音楽事情

昨日の6月11日に平良市内のトゥリバー地区の特設会場で行われた、
「ミヤコ・アイランド・ロック・フェスティバル」行きたかった〜
県内外の人気ロックバンドの出演で、その顔ぶれはそうそうたるものでした。
人気絶頂のオレンジレンジをはじめモンゴル800、ガルフ、175R、アビロジ、
山嵐、ドトキンズ、ニュータウナー、全部で8組のバンドが出演、
オジー、オバーが多い宮古島で、5000人以上もの若者達が熱狂!
「ロック・フェス」が行われることは事前に知ってはいたものの、
出演予定バンド名を聞いて、年配である私が会場でうろうろするのは
ちょっと気が引けたからである。
シマの若者にとってめったに無いチャンスだけに、さぞ喜ぶだろうと思うと、
チョットでいいから、その雰囲気を感じてみたかったというのが私の本音です。
25日には「bird」が下地町の前浜ビーチでチャリティーコンサートが
予定されているので今度こそと思ってはいるのですが、当日は、
やっぱり出かける勇気は無いかも知れません。
新聞にのっている若者達の表情で、会場の雰囲気を想像するだけでしょう。
一方、シマを出て東京や大阪など、本土に移り住んでいる若者は、不思議なことに
宮古民謡に興味を持つようです。現に三味線を習いたがる若者が増えていると
伝え聞いています。遠く離れて、故郷への郷愁がそうさせるのでしょうか。
ともあれ、その心も大事にしてあげたいと思います。
(05/06/12)

カタツムリ

雨期になるとにぎやかになるのが、ちいさなカタツムリ達。 庭の植木や花木にいくらでも見つかり、何度取り払っても、どこからでも這い登ってくるので、 「かわいい〜」どころではありません。
この小さなカタツムリ達、実は、昔食べていたそうで、すっごく美味しいそうです。 かっては、島の食料は芋を主食とし、屋敷や畑の隅に植えた野菜や自然に生えている野草を副食として食べていました。 海に近いので魚介類も食べられるのですが、なんせ一日中畑の仕事で忙しくて取りに行くひまがない。 その点、カタツムリは畑の作業の合間に収穫できるし、小さな子供達でも出来ます。
年配の人達の昔話を聞いていると、昔は、カタツムリやバッタ、蜂の子、こおろぎ、はてはセミまで食べていたそうで、 おなかをすかせた子供達のかっこうの遊びの一部だったようです。その中で、カタツムリが一番おいしかったと目を細めて言います。 私の「(これだけ食生活が豊かになっても)今でも食べたい?」とのいじわるな質問に「食べたい!」との返事が返ってきます。
取ってきたカタツムリはバケツなどに入れて、蓋をして何日か放置して、 お腹のものが排出されてきれいになった時点で茹でて食べるのだそうですが、 小指の爪の大きさしかないものを食べるのは、さぞ大変だろうと思います。
よっぽど美味しかったんでしょうね〜(^_^;)
今現在、カタツムリを捕って食べる人は見かけません。その理由は畑で使われる農薬や道ばたで使用される除草剤などで、 捕れる場所が無くなってしまったからだそうです。
(05/06/06)

停電

昨夜は9時過ぎから雨が降り出し、10時頃あたりから雷が鳴り始めました。
時間と共にはげしくなる雨と雷で、とうとうパソコンの作業を中断し電源を止めてコンセントを抜いておきました。 案の定、しばらくして停電に突入、まもなく復帰したが再び停電、このような状態が何度か続いたので、 とうとう読書もあきらめてローソクの灯りを眺めながらビールをちびちび飲んでいました。
離島や辺境の地はどこも同じと思いますが、宮古島に住んでいると、ちょっとしたことでもすぐ停電になってしまいます。 ですから、ローソクはいつも手の届く場所に置いておかないと、あわてることになります。
  2年前の台風14号の時は2週間以上も停電が続いたので、スーパーやお店からローソクや電池が売り切れてしまい、 お手上げ状態になった事はありますが、これから台風の季節に入ることだし ローソクと電池だけは買い置きすることを勧めます。
その後どうなったかって(^_^;)
雷がゴロゴロ激しく鳴っている中で酔っぱらって寝ちゃいました(^_^;)
(05/06/03)

路上寝

296件、これは去年の宮古島署管内での路上寝込み発生件数だそうです。
いやはや、びっくりしました。たしかに宮古島は酒飲みが多く、立って歩けないほど泥酔し、 所かまわず寝込んでしまう傾向はあります(^_^;)
「送ってあげましょうか」と声をかけても「大丈夫」といって、はだしで帰る者あり、
自分の履き物ではなく、家人の履き物をはいて帰る者あり、
買ったばかりの新品の靴がないのに気が付いて「誰が履いていったのだろう」と夫が騒いだこともあります。
自分の住む団地まではたどりついたものの、階段がのぼれなくて、そのまま寝込んでしまい 朝起きたら、はづかしい思いをしたという友人の話まであります。
のどかな昔の時代ならいざしらず、現代は車という凶器が走っているので、
あぶなくてしかたありません。現に車にひき殺されるという事故は何度も起きています。
ここまで泥酔するのは宮古島のオトーリのせいだと思っていましたが、
なんと、隣の石垣島は宮古島よりも多いんだそうで、
同じ年の路上寝込み発生件数は、八重山署によると477件!
なぜ?なぜ?なぜ?
こうなると、路上寝込みは深酒が原因ではなく、家の中も、家の外も関係なく
どこでも眠ることができるという、精神的な自由度が関係しているのだろうか。
理由はわからないが、ともあれ、路上寝込みのみなさ〜ん、
くれぐれも車にはお気をつけてね!
(05/05/28)

小満・芒種

今、宮古島は雨期、真っ直中です!
湿度が高くてジッとしていても汗が噴き出してきます。暦では小満(しょうまん)になります。 旧暦の4月のことで、「万物しだいに長じて満つる」という意味からくるそうで、 一年でもっとも植物が生長する時期です。大地のエネルギーがいっせいに天にむかって吹き出すかのような勢いで草木が伸びていきます。 毎年、その生命力には圧倒されます!この時期が農家にとって草取りに難儀する季節でもあります。 地元では「草を引いても、引いても、チビ(尻)から生えてくる」という言い方をします。 その意味は「草を引いていて、後ろを振り返ったら、もう生えている」という表現でして、実際にそれだけの成長力があります。 草刈りに追われているうちに次の芒種(ぼうしゅ)がやってきます。 これまでの小雨とは、うって違って大雨が連続して降り続き、この時期に忙しくなる稲作農家と違って、 ほとんどが畑農家である宮古島の農民はお手上げです。
そして、2週間後、本格的な夏が到来します!
(05/05/25)

吉野海岸

今、吉野海岸が大人気です。海水浴に、スノーケリングに・・サンゴ礁が広がって透明度が抜群!すぐ近くで魚が見える! 吉野海岸を訪れた人達は口々に絶賛します。ただ道路が狭く急勾配で駐車場も無いという点では不便な面もありました。 そこで町は道路工事を行い、道路をきれいに舗装し、排水路を設置しました。駐車場は一周道路からの進入路入り口付近に整備して トイレやシャワーはその駐車場周辺に設置してあります。至れり尽くせりで便利になったように思えますが、問題がないわけではありません。 おそらく、誰も駐車場には車は止めないと思います。だって下の砂浜までは距離がありすぎるもの。本土の人はよく歩くと聞いているので あのくらいの距離は気にしないかな、とも思ったりしますが、地元の人だったら絶対いやがると思います。下の方には元の小さな駐車場はまだ残っていますが 町の説明では漁民専用の駐車場だそうです。
もうひとつ問題なのは舗装されたアスファルトの道路は、雨が降った時、雨水は排水溝に流れて、その排水溝は海岸に向かっているということです。 このような雨水の処理方法で沖縄のたくさんの海がだめになっているにもかかわらず、道路の工事工法は旧態然です。 風景を眺めるだけでしたら、たしかにきれいな蒼い海です。しかし海に入ってみるとすぐに分かります。海水の透明度は減って(埃が舞い上がるような感じ) サンゴ礁も魚の姿も減少していきます。吉野海岸がまだ観光客に知られていないとき、隣の新城海岸はとても評判が良かったことを憶えています。 大潮の時に現れるサンゴ礁は吉野海岸の比ではありませんでした。どう進めばいいか足の踏み場に困るほどすごかったです。その美しい新城海岸に 観光客がよく訪れるということで環境整備が行われました。道路工事と排水路の設置です。
昔の新城海岸を知っているだけに、訪れるたびに胸が痛くなります。どうか吉野海岸の工事、影響が出ないことを祈るばかりです。
(05/04/23)

空き巣

去年の宮古島での空き巣被害は67件もあったそうだ。被害の 85.1%は無施錠で、総発生件数に占める割合は沖縄県内で ワーストだったことが宮古警察署のまとめでわかったという。新聞記事を読んで、単純に悲しむ気持ちにはなれなくて、複雑な気分です。 鍵をかけずに暮らしていると、精神的にゆとりがあって豊かな気分になります。開放感といいますか、そんな気分が味わえるからこそ 田舎暮らしの良さがあると私は思っているのですが、田舎の生活環境はどんどん変化しているようで、開けっぴろげな生活は 過去の物語になるのでしょうか。
(05/04/09)

市町村合併

伊良部町の議会で合併離脱が決まってから、残りの平良市、城辺町、上野村、下地町は各議会で 4市町村での合併を推進するための協議会を発足することを協議して可決しました。 県への申請は今月いっぱいが締め切りとなっているため、時間はあまり残されていません。5市町村から4市町村への変更に伴い これまで審議された内容も、変更しなければならないこともあるらしく、スケジュール的にはかなり厳しいとのこと。 まだ在任特例や議員定数にこだわる議員がいるため、最後まで気の抜けない状態です(--;)
(05/03/24)

島への移住者

本土では今年の花粉がすごいそうで、その花粉から避難するために沖縄県に移住する人達もいるそうです。 私の知っている人でアトピーがよくなるからと宮古島に住み着いた人もいます。様々な理由で宮古島に移住する人達は年々増えていて、 はっきりとした数字は解らないがすでに100人は軽く超えているでしょう。 当初はどっからか漂流者が島にたどり着いたような感じがしたものだが、今ではきちんと目的意識をもって移住する人達が増えてきたような気がします。 自然を愛し、人を愛し、島の文化を愛する、そんな意識の高い人達を見ていると、ただ衰退していく過疎の島ではなく、島の希望を感じさせる気がします。
(05/03/14)

冬のきび刈り

今日の気温は12℃と一段と冷え込んでいる。今はキビを植えていないが、あまりの寒さに思わず畑できび刈りをしている人達の事を思った。 と同時に昔のきび刈りの思い出が蘇りました。私自身寒がりなのでつい服を何枚も重ね着して、 いざ作業するとなると服が重すぎて身動きが出来なくなってしまい、みんなに笑われたものです。 それでも、女の人達は二股という道具できびの葉を掻き落とすだけなのですが、男の人達はユツ(オノ)できびをなぎ倒していき、 ある程度倒したら、女の人達が束ねたきびを肩に担いで一定の場所に運んでいきます。これらの作業はかなりハードな作業なので、 気温が低い方が作業ははかどるそうで、少しでも気温が高くなると汗だくになってしまい堪えるそうです。 それでも今日の気温には悲鳴を上げているかも・・・
05/02/20

新市名称について

今年10月に多良間島を除いて残りの5市町村で合併が行われる。まだ途中ではあるがいろんな事が次々と決まっていき、その中の 新市名称については一応宮古市で決定になるらしい。しかし新しく生まれ変わる宮古の名前にいろいろと議論があり、当初は岩手県の宮古市からも 「同じ名前は困る」とクレームがきたものです。後に先方から「認める」との返事を頂き、7名で構成される小委員会で 「住民アンケート必要なし」の「宮古市」であっさりと決定されました。
一方宮古島の一般住民からは「アンケートを実施してほしい」との声があり、他のサイトの掲示板にも不満の書込が見受けられ、 宮古5市町村合併推進協議会の掲示板などには、かなりの書込があったらしく「ひどい状態になっている」と耳にしたので、やじうまで見に行ったら 閉鎖されていました(;´_`;)
私個人は名称にこだわりがないのでしばらく放っていたら、けっこうちらほらと不満が聞こえてくるので「それならネットでアンケートでもやってみるか」と 軽い気持ちでこのサイトにアンケートフォームを設置しました。
宮古島のネット人口はまだまだ少ないので多くの投票は期待できないというのは初めから分かっていた事ですが、やってみて良かったと思います。 なぜなら寄せられるコメント一つ一つに宮古島への深い愛情が感じられるからです。
しばらくはこのままアンケートを置いておきたいと思います。
一人でも多くのコメントが書き込めるように・・
05/02/01

キビ刈りの風景

いよいよ今年のキビ刈りが始まっているらしい。わざわざ「〜らしいと」と言うのには訳がある。始まっているにしては やけに静かなのである。去年は台風があったからという説があるがそれだけではあるまい。かってのキビ刈りはとてもにぎやかでした。
私が初めてキビ刈りの風景を見たのは今から30年も前の頃だが、それはもう大騒動でした。製糖工場が稼働する前に各部落の公民館で くじ引きが行われ、きび刈りの順番を決めます。つごうの悪い番号を引いた人は他の人と話し合って交換したりしていました。 あの当時はさとうきびをたくさん植えていましたから、たいていは早い番号を引きたがったものです。順番が決まるとさっそくグループを組みます。そのグループを「ゆい」と言います。 「ゆいまーる」のことです。たいていは親戚や親しい人と組むので毎年同じ顔ぶれなのですが番号が近すぎると組めません。自分とこのきび刈りの準備に取りかからなければならないからです。 収穫したさとうきびを出荷できるのは一回で大型トラックの2台分しか出せません。あの当時は1台分収穫するのに12〜15名の人手を必要としていました。(台風などで)できの悪いさとうきびだと よけいに人数が必要となります。とても30〜40名の人数は集められないので2日にわけて収穫していました。 こうして書いていくと次々と賑やかだった昔のきび刈りの風景が鮮やかに思い出されます。
あれから農家の老齢化が進み、創意と工夫がなされ、今では夫婦だけできび刈りをすませる世帯が増えました。かっての煩わしさはなくなったものの あの喧噪と賑やかさは消えてしまいました。  

05/01/18

成人式

1月10日の今日は成人式だそうだ。しかし宮古島では中学、高校卒業と同時に就職、進学等で多くの若者がシマを離れている。 そこで里帰りしやすいお正月を利用して毎年1月5日に成人式を行っている。なかなか里帰りがままならなくてもこの時ばかりは一斉にシマに戻り 盛大に祝います。夜が明けぬうちから美容院で着付けをし写真館へ直行、人生もっとも輝いている若さを記念に写真撮影、その後各市町村の役所が準備した 成人式の式典に参加します。各家庭では訪問客に備えての準備におおわらわ、それもそのはず成人式は部落あげてのお祝いなので初めから沢山の客が来ることを覚悟して 備えるのである。成人式を迎える年齢の子供のいない家庭は、何人の子供達が成人を迎えるのか事前にチェックして人数分の祝儀袋をもって全部回る。 親戚が多い人は何軒も回らなければならず、とてもこなしきれないので夫婦で分担して回ることもある。 当の子供達は同窓会に出かけてしまうのでほとんどの訪問客は本人に会えずに終わってしまう。
ザンネン!

05/01/10

シマのお正月

大晦日から元旦にかけてシマの気象は荒れに荒れて気温は下がる一方で、お正月はとうとう12℃近くまで下がってしまった。 おかげで東平安名崎でのカウントダウンのイベントは中止になったらしい。すっかり冷え込んでしまって迎えたお正月は、人通りも少なく、 隣に住む子供にお年玉をあげようと訪ねたら家族全員コタツにしがみついて固まっていた(;´_`;)こうしてスタートしたシマのお正月は 静かなものでした。というよりも年々静かになっていくと言った方が正しいかもしれない。かってはシマに多くの親族がいて行事があるたびに ヤーモト(家元、位牌を守っている長男家)は頻繁に客の出入りがあって賑やかでした。しかし時代の流れは出稼ぎや、島外への進学後の就職等で 徐々に人口流出が始まり、不況も相まって里帰りも少なく、今ではお年寄り一人でお正月を迎える家も多い。  

05/01/05

2004年最後に

ずっと雨天続きだったのが昨日になってやっと晴れ渡った。いっぺんに春が来たような陽気に重い腰を上げて年末の買い出しに出かけた。
不況のせいなのかこのところ元気がなかった市内もさすがに多くの車が行き交い、
どのスーパーもお正月の買い物客でごった返していた。買い物を済ませてその帰りにガソリンを入れる為に給油所に立ち寄ると 近くでテントを張って農産物の即売会をやっているのが目に入ったので立ち寄ってみた。そこで面白いものを見つけた 「さとうきびジュース100%」である。このままだと濃いので薄めて飲む事になるのだろうが、さとうきびの素朴な味がそのまんま味わえる事は 間違いない。素晴らしいアイディアである!
さて、昨日の陽気な天気と打って変わって今日の寒さは何なのだ。 あまりの寒さにこのサイトのトップページにリンクを張ってあったyahoo japanのお天気情報を調べてみた。なんと14℃と表示されている。 ホントだろうか、試しにgooのサイトでも調べてみた、やっぱり同じである。14℃という温度は年に何回もあるわけではないので、この気温はこたえる。 こんな私に本土の寒さは想像もつかない。

04/12/31

冬到来

このところ晴天続きで12月というのにどうなっているの、と思っていたら一昨日から天気が崩れて雨になった。 昨日などは一日中降り続き鬱陶しいので布団を被って寝ていたが、自家用野菜などの種まきや苗の植え付けをする農家にとっては 嬉しい恵みに違いない。今日になってやっと雨が時折ぱらつく程度になったが空気はやけに冷え込んできた。 今年は暖冬なのか気温がなかなか下がらないので冬服を出さずにいたら、いきなりこの寒さである。 面倒なので夏服を3枚重ねて着た。
気になったのでテレビのニュースでお天気情報を見たら宮古島の今日の気温は21度だそうです。

04/12/25

メロンパン

久しぶりに市内にある本屋さんBOOK BOX に行ってきた。駐車場に車を乗り入れて ドアを開けるとそこら辺中に香ばしい香りが漂っていた。「こんなところで、なんで?」と怪訝に思いながら 店内に入り一時間ほど過ごして、支払いのため入り口に近い所にあるレジに歩み寄ると、またその甘い 香りが漂ってきた。店員に聞くと駐車場の隅でメロンパンを売っているとのこと。店の外に出てみると一台の 車が止まっていて真っ昼間の人通りの少ない時間帯に行列ができていた。スーパーのレジ以外で行列なんて ほとんど見かけることのない宮古島で行列ができるなんて!
とビックリして私も並んだ。

04/12/12

病院

義母が骨折で病院に入院してしまったので介護の為、このところ 病院通いをしている。そこでの光景に私は感心しました。病室は6人の患者が入っていて 各患者の知り合いがが入れ替わり立ち代り見舞いに訪れます、その見舞い客が他の患者の 面倒もみているのです。たいていは仕事をもっているので一日中患者に張り付いている わけにもいかず付き添いがいない患者もいます。しかしさすが宮古、訪れている見舞い客が 食事の上げ下げをしてくれたり、お菓子や、ジュースを分けたりします。患者も遠慮せず 病室にいる人なら誰にでも声をかけて用を頼みます。「枕をはずしてちょうだい」 「ベッドを調整してくれ」「お皿のふたが(蒸気で)取れないから取って頂戴」等々。 そんな光景を見ているとホッとします。   
  

04/10/26

茶髪

平良市内のスーパーで買い物をしていた時の事である。 化粧品売り場の前で一人のオバーが困ったような顔をしてしきりに商品を のぞきこんでいた。私は普段は人の事など気にも留めない性質なのだがこの時は違った。 年は70くらいでいかにも田舎のオバーの身なりなのだが、髪が・・・茶髪だった! 若者に負けないくらいに染め上げた髪は、一瞬私の目を釘づけにした。ハッと我に返り 見ないふりして買い物を続けました。 しばらくしてまた元の場所にたどり付くと、まだ居ました、あの茶髪のオバーが(~o~) どうも困っている様子なので「どうしたの?」と声を掛けると「いつも使っていた毛染めの 製品がどうしても見つからないんだよね。それで適当に買っていった物で染めたら頭が 赤くなったサー。オジーも使ったからオジーの頭も赤くなって怒られたサー」(@_@;)
ようするに今時の製品、売れるようにとパッケージをしょっちゅう変えるもんだから お年寄りにはついていけないということなんである。   
  

04/10/16

部落

島では集落の単位を「部落」と呼びます。 本土では部落出身というと、ある意味が含まれていることを 私は30代になるまで知りませんでした。日本の社会で部落と言うと 被差別部落のことを指しているそうで、そこの出身者は長い歴史に亘って 差別されてきたそうな。通常そこの出身者は部落出身という事を秘密にするそうです。 20年ほど前にその被差別出身者が沖縄に旅行に来た時の事である。 行く先々で沖縄の人々が「私は〜部落に住んでいます」と当たり前に 会話をしているのを目にして彼はたいへん驚いたそうな。肩身狭い想いを して生活してきた彼は、わが耳を疑ったそうです。
     〜部落と呼ぶ事に何の抵抗も無い沖縄に、
       彼は即、移り住んだそうです。(^_-)-☆   

04/09/19

台風17号の報告

最大瞬間風速51.3メートル、まあそこそこの風速だった。 今回の特徴は暴風が吹き荒れた時間の長かったこと、だらだらと 吹き荒れて、その間停電している為なすすべもなく寝てだけいました。 台風17号よりも後ろにいる台風16号は、スーパー台風と呼ばれている ほど猛烈な台風だが、幸いに宮古島には来ないとの事、向かう先は 奄美大島か九州か・・・この台風にやられると大変だろうね、 去年の台風14号くらいの被害がでるかも。 今年はあまりに台風が多いのでここに書き込むための資料集めを していると、それ用のページが出来るくらいの情報があることに気がついた。 時間ができたら、台風コーナーをUPしようと思っている。乞うご期待 ともあれ台風去って一段落、思い切ってパソコン触れるゾーと思いきや お盆がやって来た、この島は旧暦で行事を行うので、お盆は8月28日から30日   なのである、これからまた忙しくなってしまう、いつになったら 落ち着いてパソコンに向かえるのやら(ーー;)   

04/08/26

台風

いやはや一週間もたたないうちに、また台風がやって来た。 今度のはミニミニ台風で、そろそろ台風対策に取り掛かろうかなと 思っているうちに、近くを通り過ぎて行った。 先の台風では12時間も停電したので、パソコンを触ることが できずにボーっと過ごしていたら、台風が再接近する時間に 近所の人が押しかけて来てローソクの灯りで飲めや歌えやの賑やかな 時間を過ごしました。島ではけっこうその様な行動をとる人がいる様で ある程度暴風が収まると帰宅に向かう車が行き交います。 年に何度も台風に襲われるこの島の住民は、30、40メートルの風では びくともしません。それどころか夏場の旱魃の為、 台風によってもたらされる雨を待ち望んでいるくらいです。 自然に身を任せて生きている島の暮らしがここにはあります。   
  

04/08/17

玄関

ここんとこパソコンと遊ぶのに夢中になってしまい、玄関の鍵を かけっ放しにしていたことを忘れ、連れ合いが帰宅した時に「なんで 鍵をかけるの」と怒っていた。 家に居るとなにかと煩わしい事もある、訪問販売、宗教の勧誘など。しかし それにも増して私が煩わしく感じる事は、隣近所の人が「ごめん下さーい」 と言い終わらないうちに家の中に入ってくる事です。声を掛けるのは まだ良いほうで、けっこう何も言わずにドカドカ入ってくるのが多い。 それで、最近は邪魔されたくなくて居留守を装うために鍵をかける事が 多くなりました。でも外出する時はちゃんと鍵をかけませんよ(^^♪ 家に居る時は鍵を掛け、外出する時には鍵を掛けない よく考えたらヘンな話という事に今日気がつきました(*^_^*)    

04/08/07

      

田舎のトイレ

 外出するといろんな店のトイレを利用することになるが、なぜだか最近 ついつい観察してしまう癖がついている。どこそこは感じがいいとか、 ここは結構お金をかけているわりにはバリアーフリーじゃないとか・・・ 私の住む島のスーパーのことである。そこのトイレは簡素な造りだが シンプルでとても広く、トイレに行きたくなったら迷わずそこを利用している。 ある日、いつものようにそのスーパーのトイレで用をたしていると、 急ぎ足の足音がしてドアをノックしてきた。 思わずノックを返そうと思ったが・・・広すぎて手が届かなかった!    

04/08/01

 

あいさつ

どうにか、こうにかホームページをUPすることが できました。とは言っても、ここに来る人は一応にビックリすると思う。 あまりの個性の強さに・・・というかきたなさに (^_^;)汗! 念願のパソコンを手に入れてまだ2ヶ月、早くホームページをUPしたくて 連日取っ組みあいをしているが、なんせ基礎知識もないまま進めているもんで 見ての通り、ひどい状態です。 でも、考え方を変えればそれなりにおもしろいかも(^^♪ 未完成なので、作成しながらどんどんUPするので ホームページの表情が変わっていくのが刺激的! アハ♪ カウンターと掲示板以外は全部手作りでいきたいと思っているので (htmlのタグもセッセと打っています)   レベルの低さはあまり気にしないで多めに見て頂戴ネ   

04/07/29

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